2020年6月、北海道エネルギー株式会社の代表取締役社長を拝命しました。

北海道エネルギー株式会社は、2008年、勝木石油株式会社と太平洋石油販売株式会社が共同出資をして設立された会社です。前身である両社の創業から数えれば、90年という長きに渡り北海道のエネルギーを支え続けてきたその歴史に、今改めて責任の重さと使命を実感しています。

揺らぐことのない原点

私の使命は、愛する北海道のエネルギーの未来を社員とともに考え抜き、安全と環境に配慮したエネルギーを北海道の皆さんに安定供給し続けること。その重責を思う時、私をいつも奮い立たせてくれる一つの言葉があります。

これは、北海道エネルギーの設立以来、前社長の勝木会長が私たちに常に語り続けてきた言葉です。今こそこの原点に立ち返り、「お客様」「地域」「社員」のための会社づくりに、全力で取り組みたいと思うのです。

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お客様からの「ありがとう」が全ての基本

「お客様」からの「ありがとう」が私たちの全ての基本であり、会社の評価そのものです。
全道190箇所のSSを利用してくださるお客様、車のメンテナンスを私たちにお任せいただいているお客様、暖房燃料を家庭でお使いいただくお客様、一人ひとりのお客様からいただく「ありがとう」の積み重ねが、私たち企業の揺るぎない経営基盤を作り、新たなインフラやサービスを生み出す力となり、北海道のエネルギーの未来を築いていきます。

地域とともにある会社

私たちは「地域とともに」ある会社です。定山渓に社員みんなで木を植え続けてきた「道エネの森」の活動や子どもたちの職業体験の取り組みなど、色々な地域活動を行なっています。でもそうした活動の前に、一つ一つのSSでの取り組みが何よりも大切だと私は考えています。例えば、SSの前の歩道にゴミが落ちていたら拾う、道ゆく人の目を楽しませるようSSの花壇に花を植える、SSの前を通りかかる地域の方にご挨拶をする…そんなことの積み重ねこそが「地域とともに生きる」ことなのではないかと思うのです。

社員こそが会社のただ一つの財産

「社員こそが会社のただ一つの財産である」。これは弊社にずっと受け継がれてきた言葉です。「弱い人間の気持ちがわかる強い人間であれ」とも言われてきました。
北海道エネルギーは社員の団結力の強い、明るく、良いチームです。この社風を無くす事なく、より良い会社を作っていきたい。特に若い人たちが伸び伸びと意見を言い、チャレンジできる環境をもっと作っていきたいと考えています。そして、社員みんなで北海道のエネルギーの未来を考え抜き、実行していきたいのです。

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総合エネルギー企業として道民に必要とされ続ける会社に

新型コロナウィルス感染症により、私たちの暮らし方や価値観に大きな変化がもたらされました。人々の行動も大きく変わり、必要とされるエネルギーのあり方も変わっていくでしょう。しかし、「お客様」「地域」「社員」に対し、熱く向き合い続ける私たちのあり方は変わることはありません。
これからも道民の皆さまに必要とされるエネルギーを安定供給し続けるため、多様なエネルギーのベストミックス化に取り組み、より使いやすく、安全なエネルギーの未来を目指してまいります。
「お客様」「地域」「社員」、北海道に生きる皆様のために。